多摩の人と歴史
近藤勇胸像(中庭)
[展示物] 新選組行軍録 近藤勇稽古着 近藤勇辞世の句写し 近藤勇三条河原晒し首を報じる瓦版 殉節両雄之碑拓本 小島鹿之助鎖帷子など
近藤の妻「ツネ」が縫い取ったとされる髑髏(どくろ)の刺繍が稽古着の背に施されている。小島家の庭で行われたという天然理心流の出稽古に近藤が着用し、次の稽古日まで小島家に保管していた。稽古にも真剣同等の重さの木刀で組み太刀を繰り返したという同流は、実戦向きの剣法であった。髑髏の刺繍は、決死の態度を意味する古武術の風習。
慶応4年閏4月8日付けの瓦版。国賊として京都三条河原に晒された近藤勇の晒し首を報じている。そこには「元新選組近藤勇事大和 このもの凶悪にして罪跡あまたこれあり。甲州勝沼、総州流山にて官軍に敵対した段は大逆たるによって斬首の上梟首するものなり」と記されている。
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「トップページに戻る」 「マップページに戻る」 三浦正人 e-mail : miura@tamahito.com